郵便を出すときは「適正」料金に気を付けよう

こんにちわー、こんばんわー。

2024年に入り、郵便料金を値上げするとか、半国営状況に戻すとか、いろいろと情報が出ている郵便局ですが、そんなことよりも年末から3月にかけて「生まれて初めて郵便を出す」という人が増えます。

働いてる人でも、もしかしたら勘違いしてる人もいるかもしれないので「よく間違えるミス」を含めて書いていきます。何かの参考になれば幸いです。

「郵便」にまつわるよくある勘違い

なんでもそうですが、サービスは提供側と利用側で認識の差がでることがあります。場合によっては「詐欺だ!!」と騒ぎになることもあります。

  • 郵便料金を理解していないため「不足」状態でポストに入れる
  • 貨物の内容を理解していないため「禁止品」を郵便で送ろうとする。
  • 一般的な配送日数の勘違い
  • 送付指定されてるのに守らない
  • そのほか

いろいろありますが、気になるものを確認していきましょう。

郵便料金を理解していないため「不足」状態

郵便料金は2段階構成で決まります。

  • 1サイズや重さ種類によって決まる「基本料金」
  • 2付加サービスの特別(上乗せ)料金

特に多いのが「基本料金」の不足。

例を挙げるとこのようなものがあります。

ある日、就職先を探していたAさん。就職予定の会社から「履歴書を送ってください」といわれ初めて作成し送付した。

購入したのは、いわゆる100円ショップで販売されている「履歴書」。ネットを見ながら何回も書き直して、ようやく完成。さて郵便で送る時に料金がわからない。ネットを見ると「84円」の文字。

コンビニで84円切手を買い、そのままポストへ。しかし、一向に連絡が来ないためモヤモヤしてたら数日後封筒に「○○円不足」とハンコを押された封筒が来た。

まぁ~こういうことがあったとします。さて何が起こったかわかりますか?

そうです「Aさん」は実は履歴書を送る時にB5サイズの大きめの封筒(角4封筒)で送りました。このため『定形外郵便物』(120円)として取り扱いになり、84円では不足となります。差額の36円不足と表示されて相手の会社に行き、当然のように「受け取り拒否」されて戻ってきました。

このように就職などに必要な書類を基本料金不足でおくると、相手方に足りない分を払ってもらうことになり、払えない場合(払いたくない場合)は差し出し人に戻る(この場合一度配達に行ってるので、差出人から不足分を取る)ことになります。

書類が届きませんので不採用になります。

たった36円を制度を知らずに漏らしただけで、不採用になるのです。怖いですね。郵便料金を知っていないとダメな理由がわかりましたか?

同じようなパターンで「書留」や「速達」などの特別な方法で指定されるものがあります。特に受験関係ですね。これは過去に、郵便が届く届かないで裁判になったことがあるため、学校側が面倒な対立を避けるため行っている処置です。

しかし、これも制度の意味が分からず指定方法を取らないでポストに投函してしまい、そのまま学校に到着→受け取り拒否で戻される。ということもあると聞いてます。

今一度、自分が何をどのような形で郵便を出そうとしてるのか確認してください。

便利な切手付き封筒(レターパック)

様々な観点から、今一番郵便局の商品の中で利用勝手がいいと思われているものがあります。

レターパックです。レターパックは2種類(ライト/プラス)ありますので、使い方に応じて利用を選びましょう。

軽いもの、薄いものを送るなら『レターパックライト』

先の履歴書などは、実はこのレターパックライトで送ると便利です。履歴書はよっぽどのことがない限り厚さが2㎝以上になることはなく、重さも3kgを超えることはありません。さらにレターパックの特徴である「速達と同等の扱い」および「追跡番号による処理状況の確認」という付加サービスが付きます。

履歴書ですよ?ほんとに届いてるか不安になりますよね?しかしこのレターパックを使えば、少なくとも引き受け情報と配達情報がわかるので届かない不安からは解消されます。

またこの記事書いてる3月前後は、確定申告の時期でもあります。はやりのe-TAXで申告した方は、送る書類が激減しますのでこのレターパックライトで問題なく送ることができます。

厚みがあるもの、重いものを送るなら『レターパックプラス』

さて、薄くないもの。たとえば旅行先のおみあげとかお菓子類などを送る時に、本来ならばゆうパックやクロネコを使って送るわけですが、高いです。場合によっては中身より送料のほうが高くなることもあります。

そこで、厚みはあるけど4kgまではいかない場合に利用したいのが「レターパックプラス」です。上記で紹介したライトでは遅れなかった厚みのあるものや重いもの(4kgまで)を送ることができます。

例えばそうですね・・・。箱もの(お菓子類、飲み物、洗剤など)やおもちゃの類などちょっとした小物を送るのに適しています。逆に適していないのは書類ですね。レターパックライトでは取り扱いのできない厚さや重みがあるものでなければ、わざわざレターパックプラスを使う必要はありません。

野菜や生ものは「レターパック」ではなく「ゆうパック」を使おう

便利なレターパックですが、ゆうパック等と比べると安いので何でもかんでも送ろうとしてはいけません。

とくに「生もの」ですね。私が住んでる北海道は海鮮類が豊富なので、ちょっと冷凍してるものを送るのに日付あっても大丈夫だろう。と送る人がいます。

もうお分かりですよね。当然腐って届きます

レターパックはあくまでも切手付き封筒というカテゴリーなので普通の郵便と同じ扱いです。灼熱のトラックの中で何日もかけて送付されます。※温度管理はされません

溶けたり、冷えたり、うだったりします。結果として腐ります。私なら怖くて送る気も起りませんが、実際メルカリ等の個人取引サイトを経由して「生もの」送って問題になったこともあります。

一般常識を持ってる方ならしませんが、なんせ「郵便はすぐ届く」と勝手に誤解してるひとも残念ながら一定数いますので気を付けましょう。

安かろうは悪かろうであることを思い出してください。

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